「マンション」VS「一戸建て」の選ぶ基準
自分の過去の生活住居によっても、希望する住居は異なります。
・私は「一戸建て」で育ったから、「一戸建て」がいい。
・私は「マンション」で育ったから、「マンション」がいい。
・「マンション」での生活から、「一戸建て」に移りたい。
・駅に近く便利なな「マンション」がいい。等々、意見はマチマチです。
■どちらが自分(自分たち)に相応しいかを優先順位をもって決める。
<検討項目>~すべては、自分(自分たち)の生活が軸です。その上で組合せ評価を。
①立地・利便性
②広さ
③価格(イニシャルコスト)
④ランイングコスト
⑤メンテナンスコスト
⑥近隣対策
⑦コミュニティ
⑧騒音
⑨セキュリティ
⑩断熱性
⑪快適性
⑫家族の成長
⑬可変性(リフォーム・リノベーション)
⑭流通性
⑮資産性(資産価値)
■イニシャルコストとランニングコストの関係性【購入時の価格検証】
購入時の価格では、どうしても「一戸建て」の方が高くなります。それは、土地が影響しています。一戸建ての敷地は大半が100%所有権ですが、マンションは敷地権で土地は共有持ち分となり、所有持分がかなり少ないからです。
よって、住宅ローンを組んで購入の場合は一戸建ての返済が当然多くなるのですが、一例を上げてイニシャルコスト+ランニングコストでの検証をしてみます。すると、
<事例>
①一戸建 価格4000万円
②マンション 価格3000万円・管理費15,000円/月・修繕積立金9,000円/月・駐車場5,000円/月
この事例だと、マンションは価格以外に毎月29,000円の負担が生じます。
※毎月29,000円を住宅ローンの借入に置き換えてみますと、約1030万円(金利1%・35年償還で設定)となり、一戸建てより高い価格の不動産を購入したことになります。
このあたりも含めて、購入検討が必要です。